関西波止釣りマガジン 爆釣王5

波止釣り 実釣

 

【爆釣情報 三本勝負】

◆大阪府・大浜埠頭(堺港)のサヨリ

大浜埠頭は地元アングラーには人気の釣り場。秋口には大勢の家族連れで賑わう。広大なポイントで足場もよく、四季を通じて魚種は豊富だ。現況では15~25㌢のサヨリが好調。波の穏やかな日を選んで釣行すれば20~30匹はいけそうだ。10月に入れば型が上向く。釣り方は専用仕掛けを使ったウキ釣り。

サヨリ

 

<タックル・仕掛け>下記参照

<交通>大阪市内方面より国道26号線の戎島町信号を右折。大浜埠頭と書かれた標識に従い進むと突き当たり一帯が釣り場。

<最寄のエサ店>まるは釣り具堺店 0722-47-0817

 

兵庫県・和田防波堤のカワハギ

秋も深まり、神戸付近ではカワハギが大漁。中でも爆釣スポットは渡船を利用した神戸の和田防波堤(一文字)だ。

釣り方は石ゴカイやオキアミを使った胴付き仕掛け。カワハギはエサ取り名人なので小針+超先調子竿で狙うのが釣果を上げるカギとなる。また、針先は常に鋭敏に研いでおくこと。アタリは「コツコツ」と穂先に伝わる。すばやく掛け合わせないと針に乗らない。しっかりと掛けあわせよう。現況では手のひら~20㌢級を30~50匹。

kawahagi

ポイントは内向き一帯の波止際で丹念に探り歩くこと。

他には、シラサエビでのウキ釣り(40~50メートル遠投)や探り釣りでガシラ・メバル、落とし込みでのチヌなども好調だ。

和田防は潮流が早いのでオモリは最低でも3~5号をしようする。

<タックル・仕掛け>竿=1.8㍍前後のイカダ竿またはテトラ竿 リール=小型両軸受けリール 道糸=2~3号 オモリ=ナス型3~5号 仕掛け=プロ仕掛けカワハギ・ハゲ針5号(ヤマシタ) エサ=イシゴカイ・オキアミ(冷凍イカ・コンニャクなど何でも試すと意外な発見が・・・) タナ=海底~上層まで

<交通>車が便利。阪神高速神戸線「柳原」をおりる。神戸中央市場方向へ走り、森下渡船の標識に従う。

<最寄の渡船店>森下渡船店 078-671-4655

 

◆兵庫県・兵庫突堤のツバス

兵庫突堤のポイントは広大。車の横付けが可能。足場もきれいに舗装されているためファミリーにも安心。水深があり潮通しも良いので魚種は豊富。この時期のお勧めはツバス。活きアジをエサにしたノマセ釣りで40センチクラスを2ケタ。湾岸でも有数のタチウオスポットなので10~11月の週末ともなると、隙間がないほどの盛況ぶり。比較的速い時期からでも回遊が見られる。ポイントは潮通しのよい各コーナーがベスト。

 

ツバ狙いの釣り方はノマセ釣り。サビキ釣りでエサとなるアジを確保し、バケツで生かしておく。ウキ下を3~5ヒロとして20~30メートル沖を狙う。日の出直後に食いがたつようだが日中に釣れることもある。また、ピンクやブルー系のメタルジグ(30グラム程度)でも同様の釣果が望める。ほかにはサビキ釣りで15センチクラスのアジが入れ食い。半夜では型のよいタチウオも出ている。

<タックル・仕掛け>

竿=4.5㍍~5.4㍍の磯竿(2号~3号) リール=中型スピニングリール 道糸=4~5号 オモリ=鉛付きブラッキー1~2号(ヤマシタ) ウキ=大型玉ウキ ウキ止め=ウキ止めストッパー並びにソフトウキ止めビーズ(ヤマシタ) ハリス=3号1ヒロ 針=チヌ針5号を2本連結(親針と小針) エサ=活きアジ タナ=3~5ヒロ

<交通>大阪方面からは阪神高速神戸線の「柳原」出口で下り、国道2号線から兵庫突堤の標識に従って進む。

 

【週末厳選ポイント・行くならここだ!】

週末のベストポイントは大浜埠頭がおすすめ。入門者でも確実な釣果が約束される。毎年9月ごろから群れが回遊しはじめ、晩秋にかけては型、数ともかなりの期待が見込める。20~25㌢がレギュラーサイズでひとり20~30匹。週末は混雑するので早めの場所取りが必要だ。

 

~釣り場の状況~

堺泉北港の奥に位置する大浜埠頭は新日鉄の南側にあたり、堺大漁夜市で有名な大浜公園からもほど近いところ。周囲には数多くの工場や倉庫等が立ち並んでいる。広大なポイントは車の横付けも可能で足場も舗装されている。岸壁の水深は足元で5~6メートル。水面までの高さは2メートル程度。ポイント付近は足場の整備された岸壁が続く。背後の幅も広大で釣りやすく、家族連れでも安心して楽しめる。

 

~ポイントと時合い~

南北のコーナーがベストポイントだが、青果市場前なら比較的空いていて数もでる。チャンスはやはり早朝から9時頃。夕刻でも食いのたつ日がある。雨の直後は不調の様子。

 

~釣り方~

マキエカゴがついた市販のサヨリ仕掛け。エサは食い込みのよいサシアミでコマセにアミエビを使う。アタリウキに変化があってもアワセは不要。向こうアワセで掛かってくれるのでそのままゆっくりとリールを巻いてくればよい。釣果が伸びないときは仕掛けにスーパーボールなどを用い、遠投して沖目を狙うと良い。口が堅いサヨリは数匹釣れたら針先が鈍ってくる。バレを防ぐためにも常に鋭敏にしておくことが大切だ。群れが回ってきた時に効率よくマキエを効かせ、手返しよく釣ろう。サヨリ仕掛けは投入時にとても絡みやすい。着水寸前にはスプールに手を当て、ブレーキをかけることをお忘れなく。なお、サシアミを針に刺す際は尻尾から逆反り状態にして背中を通すと外れにくくなる。この時期には数釣りが最も期待できる。

<タックル・仕掛け>

竿=4.5~5.4㍍の磯竿(1~1.5号) リール=小型スピニングリール 道糸=3号 専用仕掛け=サビキちゃんサヨリセット遠投A サヨリセット(ヤマシタ) ハリス=0.8号を30センチ程度 針=サヨリ専用4~5号 サシエ=サシアミ、ハンペン、イシゴカイ マキエ=アミエビ ポイント=岸壁一帯。約30㍍ほど沖。

 

【今週は何処へ?】

今週紹介したいずれかの釣り場に参上します。見かけた方は声をかけていただくとステキな商品(先着3名)をプレゼント。今週の合言葉は「馬肥ゆる秋」です。

 

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