今回はメバル釣りにおける仕掛けの説明へと入っていきましょう。
仕掛けの準備
まずは自宅で仕掛けをセット。
1.穂先に道糸をセット。
ノベ竿の穂先(ぶしょうづけ)に道糸を結びます。ぶしょうづけへの結び方はこちら。
そこのお父さん、「まる結び」なんかしてはいけませんよ!
2.竿と道糸を伸ばしていきます。
次に道糸(1.5号)を送り出すと同時に穂先から竿を伸ばしていきましょう。(道糸を添えながら竿を伸ばしていく)道糸は竿尻から50センチ上の部分でカットします。
3.ゴムカン、サルカン、オモリを道糸にセット。
今回はシンプルな固定ウキ仕掛け。道糸にゴムカンを通してからサルカンを結びます。結び方はこちら。
サルカン結束部分のすぐ上にはカミツブシオモリをセット。ズレないようにしっかりと挟みましょう。
4.ハリス部分を結びます。
ハリス(0.8または1号)の長さを50センチとり、針を結んでいきましょう。
結び方はこちら。http://www.xnet.ne.jp/fish/hato/section7.htm
ハリスの一端は先ほどセットしたサルカンへと結びます。
5.仕掛けは一旦仕掛け巻きへ
準備ができた仕掛けは一旦仕掛け巻きに巻き取って釣り場へ持参します。ノベ竿を使用する場合、仕掛けの全長は竿の長さと同等(竿尻に合わす)が基本。
ただし、状況によっては竿尻より長くする場合もあります。
仕掛けの準備はこれで完了。それでは現場へとレッツゴー!
釣り場での竿出し準備。
1.穂先に仕掛けをセット
釣り場へ到着したら、準備しておいた仕掛けを穂先にセットします。
ぶしょうづけへの結び方はこちら(P.3へ)。
2.竿を伸ばし、電気ウキをセット。
竿を伸ばしながら仕掛け糸を送り出していきましょう。そして設定するタナの部分(釣り場により異なります)でゴムカンに電気ウキを差し込みます。浅場など(ほぼ竿の長さまでの水深)を攻める場合はこのような固定ウキ仕掛けが有効。トラブル(穂先への糸絡み等)も少ないので初心者には断然お勧めと言えます。
釣り場での準備はこれだけ。あとはエサを付けて投入するのみ。(暗くなれば電気ウキを点灯)
仕掛け図のとおりになっているかご確認下さい。
~ぶしょうづけへの結び方~
1 チチワを作ります。慣れないうちは輪を大きめに作るとよいでしょう。
2 チチワの上方にもうひとつの輪を作ります。(二重チチワにする)この輪は小さめに作ること。
3 大きいチチワの中へすぐ下にある道糸をくぐらせ、輪にします。
4 3でできた輪の中に穂先(ぶしょうづけ)をくぐらせ、道糸をしっかりと引っ張って締めます。(ぶしょうづけのコブがストッパーとなります)
5 取り外す時は、小さい方のチチワを引っ張れば一発で外れます。