【関西のおすすめスポット】
それでは最後に関西近郊のタチウオ釣りスポットを紹介しましょう。今年は数釣りが期待薄の反面、上がれば大型(90センチオーバーが中心)というのが特徴。寒風吹きすさぶ中とはいえ、1メートルオーバーもそろそろ出始める頃です。年内一杯は狙えますが、風邪などをひかないようにしてお出かけ下さい。
西宮ケーソンは阪神地区を代表するタチウオスポット。少し離れたところにはタイガースのホームグラウンドである甲子園球場が所在する。ケーソン波止はとてつもなく長大だ。根元から先端まで歩くと20分以上(2000歩を超える)もかかるので、地元の釣り師らは自転車やバイクで移動するほど。
おすすめは潮通しのよい各コーナーと先端付近。水深は各ポイントとも平均して4~5ヒロ(足元)と深い。チヌ、ハネ、タチウオの魚影はすこぶる濃く、これからの寒い時期でも大勢の釣り客が詰めかける。なお、冬場に地方(北)向きで竿を出せば季節風をまともに受けるので釣り辛い。
水温の下がる冬場はテトラポット付近でエビ撒き釣りをすると50センチクラスのチヌも登場。是非チャレンジしてみたいところだ。
アクセス
車が便利。大阪方面からは阪神高速湾岸線「西宮浜」出口を降り、ひとつめの交差点を左折。道なりに進み突き当たり(西宮ヨットハーバー)を左折すると波止の根元付近に到着する。(駐車違反に注意)
利用料無料
駐車場料金無料(路上駐車)
付近のエサ屋(情報提供)尼エサ西宮店・0798-23-2303
混雑度土・日・祝は混雑
設備日によって波止の根元付近に屋台(タコヤキ、ウドン、ホットドック等)が出る
このポイントで釣れる魚
備考マイカーに自転車が積めれば波止上の移動にタチウオ(10月~12月)・チヌ(ほぼ年中)ハネ、スズキ(ほぼ年中)・メバル、ガシラ(11月~翌年4月)・アジ、サバ、イワシ(7月~11月)サヨリ(9月~11月)などは便利。
西宮ケーソンについては、過去の釣りレポートもご覧ください。
沖・旧・中波止と3つのポイントに大別できる岸和田一文字周辺。
中でも全長が3キロにも及ぶ通称「岸和田沖一文字」が一番お勧め。
この釣り場は水深があり(足元で5ヒロ程度)潮通しも抜群。四季を通じても多彩な魚種が竿を賑わせてくれる。カーブより北側は沖向きが一段高くなっており足場も狭い。そのため初心者は内向きで竿を出した方が無難だろう。一方、カーブより南側の沖向きは足場も広いスリットケーソン。ハネ、チヌ及び根魚がよく釣れるポイントとして定評がある。
タチウオシーズンの週末には混雑が必至。早めに出発して釣り座を確保しておきたい。今の時期は青イソメの電気ウキ釣りで越冬前のビックスズキも登場。人間様も引きずり込まれるほどの強烈パワーが堪能できる。12月に入れば良型のカレイも望めるので楽しみだ。ただし、岸和田一文字周辺は現在埋め立て工事が進行中。一文字への渡船可能な曜日や時刻は事前に確認しておく必要があるゾ。
アクセス
車が便利。大阪方面からは阪神高速湾岸線の岸和田北インターを下りる。大阪臨海線を南下し、ビーポート岸和田の向かいが渡船店。
渡船料1800円(事前確認要)
駐車場料金無料。渡船場付近にスペース有。混雑時はかなり
渡船店(情報提供)山田渡船(0724-36-3949)別添画像参照
離れた場所でないと駐車できないこともある。
混雑度週末は大混雑
設備渡船店にはエサ、釣り具、弁当等が常備。女性このポイントで釣れる魚
トイレは船内を利用すればよい。
タチウオ(10月~12月)・チヌ(ほぼ年中)ハネ、スズキ(ほぼ年中)・アジ、サバ、イワシ(7月~11月)サヨリ、ハマチ、サンバソウ(9月~11月)・メバル、ガシラ、カレイ(11月~翌年5月)など
備考
これからはガシラやメバルがおもしろい。
岸和田沖一文字については、過去の釣りレポートもご覧ください。