【関西のおすすめスポット】
それでは最後に関西近郊のチヌ釣りスポットを紹介しましょう。
チヌの電気ウキ釣りは4月~10月が釣期。9月を過ぎると小型が数釣れるので初心者の入門には最適。ゴールデンウィーク前後には40センチオーバーの良型も出るので是非チャレンジしてみよう。
京阪神から近く、釣り場も広大な貝塚人工島。中でもおすすめは「貝塚大橋」から「二色大橋」にかけての貝塚運河一帯。北西の季節風が避けられる数少ないポイントでもある。遊歩道のため足場は抜群、手すりがあるので子供連れでも安全だ。青イソメを使った電気ウキ釣りではチヌの他、良型のメバルやガシラ、ハネなども混じる。ここでは冬場から春先にかけてのエビ撒き釣りも好調。過去には80センチオーバーのスズキも仕留められている。足元の石積み付近(水深は3メートル程度)を狙うことが大切だ。
アクセス
車が便利。大阪方面は阪神高速湾岸線「貝塚」出口を下り、「二色1丁目東交差点」を右折。貝塚大橋を渡りひとつめの交差点を左折、またひとつめの交差点を左折すると突き当たりが遊歩道。
駐車場料金無料(遊歩道沿いへ駐車、ただし、駐禁注意)
付近のエサ屋(情報提供):フィッシングマックス二色の浜店
混雑度:比較的空いている
設備:二色浜海浜緑地内にトイレ、飲み物自販機等有
このポイントで釣れる魚
チヌ(4月~12月)・ハネ、スズキ(ほぼ年中)・メバル、ガシラ(11月~翌年4月)・グレ(5、6月と11、12月)・タコ(6月~8月)・カレイ(11月~翌年4月)など
備考
大潮時は潮の流れが速いため、水中ウキを使用した方が有利。エサは青イソメよりも地マムシの方が実績有。ウキ下は1.5~2ヒロ程度で手前の捨石付近を攻めよう。
貝塚人工島については、過去の釣りレポートをご覧ください。
周囲には府下でも珍しい自然海岸が残存する釣り場。
紀淡海峡にも近いことから水質も抜群だ。ただし、このポイントは水深が極端に浅く、干潮前後の釣行は期待薄。夕マズメの満潮前後に狙いを定めることが賢明だ。チヌやグレの他、メバルやガシラなどの根魚も濃い。冬場のエビ撒き釣り(半夜)では良型のアブラメ、ガシラ、メバルも手堅い。
これらの数釣りを楽しむなら、ノベ竿の繊細な仕掛けで狙った方がよいだろう。小型ながらアオリイカも出るぞ。
アクセス
車が便利。大阪方面からは国道26号線を南下。南海本線「みさき公園駅」を通過し、「深日ロータリー」を右折。「大阪岬マリーナ」を目指して進んでください。
駐車場は整理金として500円徴収されるようです。
付近のエサ屋(情報提供):フィッシングマックス二色の浜店
混雑度比較的空いている
設備付近にはトイレ、自販機、コンビニ等も無し
このポイントで釣れる魚
チヌ(4月~12月)・グレ(4、5月と11、12月)・メバル、ガシラ(11月~翌年5月)ハネ、スズキ(ほぼ年中)・アジ(8月~12月)・タチウオ(10月~12月)・アオリイカ(4、5月と10~12月)など
備考
外向き一帯はテトラポットのため、夜釣りは危険。内向きの捨て石付近を狙うこと。ウキ下は1ヒロ程度で充分。釣り場のゴミや路上駐車等、くれぐれも迷惑とならないよう注意。
谷川港については、過去の釣りレポートをご覧ください。