~海釣り用語の解説~
(に)
二枚潮(にまいじお)
上層と下層において、流れが異なっている潮のこと。
(ね)
根(ね)
海底にある岩礁のこと。
根ガカリ(ねがかり)
仕掛けが海底の障害物などに引っ掛かってしまうこと。
根魚(ねざかな)
岩礁帯などの障害物周りに住みついている魚のこと。ガシラ(カサゴ)、メバル、アブラメ(アイナメ)、アコウ、ソイなどがこれにあたる。
根ズレ(ネズレ)
道糸やハリスが、海底の障害物にすれて傷むこと。
ネムリバリ
針先が内側に曲がり、軸にひねりが入った針。ムツなど、比較的大型魚を対象にしたもので、障害物に引っ掛かりにくく魚の口に掛かると外れにくいといった特徴もある。
(の)
納竿(のうかん)
釣りを終え、竿をしまって帰ること。
のされる
大物が掛かった時、竿を立てていられずに竿と糸が一直線になったような状態のこと。
乗っ込み(のっこみ)
魚が産卵期に浅場へ移動してくること。波止釣りの人気魚である「チヌ」の乗っ込みは3-5月頃で、大型が狙える絶好機である。
(は)
場荒れ(ばあれ)
釣り人が多数押しかけるようになり、釣れなくなる場所。
杯(はい)
シラサエビなどを購入する時の単位。関西では、1杯500円が平均価格となっている。
パイプ目印(ぱいぷめじるし)
ビニールパイプを使った目印のこと。落とし込み釣りで使われる。
発泡目印(はっぽうめじるし)
浮力のある発泡シートで作られた目印のこと。これも落とし込み釣りで使われる。
パーマ/バックラッシュ
両軸受けリールなどでキャスト(投げる)時、道糸の出ていくスピードよりもスプール(糸巻き部分)の回転が速くなることにより、道糸が膨れて絡むこと。
早合わせ(はやあわせ)
魚の食い込みを待たずに、最初のアタリですばやくアワセること。
払い出し(はらいだし)
打ち寄せた波が岸から沖へ向かって出て行く状態のこと。
バラシ
針が外れたり、ハリスが切れたりして掛かった魚を逃がしてしまうこと。
ハリス
針に結んである糸のこと。バランス的には道糸よりも細い糸が使われる。ハリスには比重があり、沈みの速い「フロロカーボン素材」などがよく使われる。
半夜釣り(はんやづり)
一般的に夕方から午後10時頃までの釣りを指す。足場の安全確認のためにも、明るいうちからポイントに入っておくことが必要。
半ヒロ
糸の長さの単位で、大人が片腕を広げて体の中心までの長さ
1ヒロ(ヒトヒロ)
大人が両腕を広げた糸の長さ。