今週は淡路島の浦港を紹介しよう。浦港は大磯の南に位置し冬場の季節風が避けられる釣り場。週末でも比較的空いているのでのんびりと竿を出したい人にはピッタリだ。港の隣には夏場海水浴客で賑わう浦県民サンビーチがある。
主なポイントとなるのは浦港波止の外向き一帯。テトラ切れ目付近の水深は3~4メートルある。テトラ上の釣りとなるため磯靴、ライフジャケットなどの安全装備は万全にしたい。
この時期のイチオシはメバル。青イソメをエサに半夜で狙えば15~20センチ級のうれしいサイズが中心。手返しよく釣れば20~30匹は期待できる。
また、25~30センチのグレも混じり、磯釣りで味わう手応えが満喫できる。
電気ウキ釣りの道具立ては1号程度の磯竿に道糸3号を巻いた小型スピニングリール。クッションゴム付オモリの2~3号にハリスは2号を半ヒロ。針はチヌ針の3号でよい。
一方、内向きは海面までの高さが1メートル程度。約3メートル先までは捨て石が入っておりその切れ目付近の水深が約3メートル。足場が良いので初心者が竿を出すにはおすすめだ。捨て石の先は砂地となっているのでカレイが狙え、港内へチョイ投げしておくと30センチ級の数釣りも楽しめる。
<メモ>交通=明石海峡大橋を渡り東浦ICから国道28号線の浦交差点を左折。28号線沿いにあるトミナガ酒店(コンビニ)手前の路地を右折すると港内に出る。駐車スペース有り。